機能ハイライト

SAN・NAS 対応統合パラレルアーキテクチャ

SANとNASのいずれかをベースとするシステムではなく、SANとNASを等価な統合パラレルアーキテクチャとして実装することで、高性能、高効率性、高信頼性によるストレージサービスを提供します。

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  • SANとNAS統合パラレル・アーキテクチャ採用

  • NFS v3/v4.0/v4.1、CIFS(SMB v2/v3)、NDMP v4をサポート

  • SANとNASはグローバル・ストレージ・プールとグローバル

  • キャッシュを共有し、無駄のない高効率なリソース利用を実現

  • SANとNASを同一レベルで並列実装するアーキテクチャにより、LUNとFile Systemに対して最短のI/Oパスの提供が可能となりアクセス効率が向上

  • LUNとFile Systemのデータ空間を独立管理することで信頼性を向上

  • SCMを利用することで、高速キャッシュ(Cache)と階層化アクセス(Tier)をサポート


コントローラ障害耐性【F700】

キャッシュの3コピー技術により最大7台のコントローラ障害に耐える障害耐性を提供します。

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フロントエンド I/F障害耐性【F700】

コントローラ障害時にはフロントエンドI/Fがコントローラ障害を検知し、シームレスに1秒未満で他の正常なコントローラへスイッチオーバーするため、ホスト側はI/Oパスの切り替えすらも検知しません。

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コントローラ障害時のスイッチオーバー時間比較【F700】

累積的なコントローラ障害発生においても、常に1秒以内のI/Oスイッチオーバーを実現します。

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SSDライフサイクル制御

SSD損耗寿命によるデータ損失を防止するMAGNA独自のGlobal Anti-Wear Levelingにより、長期利用と安全な運用を両立します。

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最速レベルのデータリコンストラクション

MAGNAは、RAID 5、RAID 6およびRAID Triple Parityをサポートしており、ドライブの同時3重障害に対応する信頼性を提供します。RAID Triple Parity構成においても最速レベルのデータリコンストラクション速度を実現し、データ再構築中におけるドライブ障害によるデータロストの危険性を大幅に低減します。

大容量SSD化に伴い、故障率が上昇する傾向があるため、信頼性を高めるためにはデータリコンストラクション速度が重要な要素となります。

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ディスクエンクロージャ間 RAID【Fシリーズのみ・F300 以上】

MAGNAは、ディスクエンクロージャ間RAIDをサポートしており、ディスクエンクロージャ1台の故障時にもサービスを中断することなく高い信頼性を提供します。

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最新技術による抜群の容量効率性能を実現【Fシリーズのみ】

可変長重複排除を実現するAdaptive Deduplication(適応型重複排除)、圧縮が困難なデータを分離し、
MAGNA独自の手法で圧縮するCompressionにより徹底した容量効率性を追求します。

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ROW based Sequential Large Block Write

SSD内のデータ配置を検出し、離散している小サイズデータを連続する大サイズのブロックデータとして集約することで、ガベージコレクションの低減、安定した書き込み・読み込み性能、ならびに優れたWA値を実現します。

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I/O Priority Adjustment

I/O Priority Adjustmentにより、I/Oリソースの種類毎に異なる優先度を設定することで、システム全体のI/O処理効率を制御しアクセスレイテンシを低減します。これは高速道路の通常走行車線と追越し車線のように、用途毎に車線を設置することでスムーズな交通の流れを実現しているのと同様の考えに基づいています。

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最新のIntelligent NICカード【ミッドレンジ以上】

オプションでIntelligent NICカードを選択できます。
IPsec Encryption対応のRemote Replication専用カードおよび高効率DTOE 2.0 NICカードです。

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SSD Controllerによるドライブレベルの信頼性

MAGNAが採用するSSDドライブはSSD Controllerを搭載しており、NAND Flash ChipのRAID 4データ保護、Data ScrubbingおよびLDPC + FSP 3.0等によるデータ信頼性の向上を実現します。

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SSDドライブ内のNAND Flash ChipレベルのRAID 4適用、Data Scrubbing機能によるデータを保護機能を実装しています。
LDPCデコーディングで読み出しデータを反復モードでチェックするのに加え、読み込みエラー発生時にはFSP 3.0によりブロックの状態(P/Eカウント、データ保持期間および読み取りカウント)に基づき独自のキャリブレーションテーブルから最適な読み取り電圧を取得することでデータの読み取り成功率を更に向上させます。
この結果、UBERを10-18まで低減し、業界の一般的な指標である10-13~10-16と比較して優れた信頼性を実現します。

柔軟で効率的なRAID技術
SSD ControllerによるDynamic RAID

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標準的なRAID技術

・1つのブロックに障害が発生した際、予備領域上に新規のRAIDブロックを作成し、障害を含むRAIDブロックのデータをすべてリカバリします。
・データのリカバリが完了後に障害が発生したブロックを含むRAIDブロック全体をシールド(書き込み禁止)し、破棄扱いとします。

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MAGNA Dynamic RAID技術

・1つのブロックに障害が発生した際、予備領域上に新規のRAIDブロックを作成し、障害ブロックのデータのみをリカバリします。
・データのリカバリ完了後に障害ブロックのみをシールドし、該当RAIDブロックのRAID状態を縮退モードで再構成します。
・ブロック障害に対しての有効利用率が向上します。

SSD Controllerによるデータ監査アルゴリズム

NAND Flash内のブロックを定期的にスクラビングすることにより、データ破損を予測的に回避し、エラーを含む可能性のあるデータ読み込みを防ぎます。

  • データスクラビングは読み込み監査と書き込み監査の2つのチェック項目を実施

  • 読み込み監査は、データの誤り訂正率がLDPCによる誤り訂正能力(132bits/1KB)に近い場合、データを安全なブロックへ移行

  • 書き込み監査は、データの保持期間をチェックし、データ保持期間の上限を超えたデータブロックを新しいブロックへ移行

  • データスクラビングは、データの破損を予測的に回避し、データ損失の危険性を防止

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包括的なデータセキュリティ機能

MAGNAはデータ改ざん防止を中心とした包括的なデータ保護システムにより、侵入、不正なデータアクセス、不正なデータ復号化・利用を防止し、操作の追跡をサポートします。

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無停止アップグレード(Non-Disruptive Upgrade)

物理ハードウェア、ドライバー/ファームウェア、オペレーティングシステム、ストレージソフトウェアは、
コンポーネント単位で最適なアップグレード方法を採用しており、コントローラの再起動が不要で、ホストサービスを停止させる必要はありません。

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無停止アップグレード(Non-Disruptive Upgrade)

ブロックとファイルサービスではホスト接続のプロトコルが異なるため、アップグレード時のI/O中断時間に若干の相違はありますが、いずれもホストサービスには影響のないアップグレード速度で、サービスを止めることなく実施できます。

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ライフサイクル全体にわたり安定した高性能を実現

ハードウェア技術と徹底したアクセス効率最適化設計により性能の安定性を実現します。

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